moineau

いろいろな場所に1ヶ月ずつ住んでみたい

シェアハウスでの出来事(後編)

前回の続きです。

1階に下りたらドイツ人とフランス人がソファに座ってました。

 

私「シャワー浴びてくる」

ドイツ人「じゃあ出たらブロッコリーで何作るかYouTubeの料理動画とか観ながら考えよ」

私「おっけー」

 

そう言ってたのに結局YouTubeは一瞬も観ませんでした。

なんかさっきいたフランス人も一緒に作るらしいです。

 

フランス人「にんじんと玉ねぎ持ってる」

ドイツ人「何作る?」

私「わからん」

 

とりあえずブロッコリーを洗って切って蒸しました。

にんじんと玉ねぎはスープにすることに。

なんかそのにんじんと玉ねぎ状態が悪すぎて怖かったから「When did you buy this...?」って聞いてみたんだけど「わからない」って言われた。

わからないんかい...!笑

 

いちごはスーパーで買ったものじゃなくて、いちご狩りに行って採ってきたらしいんだけど、溶けちゃってた。

ビニール袋に入ってて、なんかもうほぼ液体って感じで、、

食べてって言われたけど無理無理って言って食べませんでした。

 

夕飯ブロッコリーとスープだけだし、いちご溶けてるし、どうしたらいいかわからなくなって3人で立ち尽くす始末。笑

 

私「主食は?」

ドイツ人「何が好き?」

私「何でも大丈夫」

フランス人「パスタとか?」

ドイツ人「パスタ嫌い」

会話終了。

 

そこでフランス人がもう1人合流しました。

その人が調味料いろいろ足してくれて何とかスープ完成。

 

【献立】

*茹でブロッコリー(塩とオリーブオイル)

*にんじんと玉ねぎのポタージュ

 

なんかものすごく疲れてしまって、早く寝たいなあってずっと考えてました。

あんまり食欲もなくてちょっと食べたらすぐお腹いっぱいになりました。

 

あと、ドイツのお酒(すごく度数が高い)を勧められたけど「飲んだら私は死んでしまう」って断った。(大袈裟)

 

なんかその「面倒だな」とか「早く寝たいな」っていう気持ちが表情に出てしまってたみたいで、ある人が別の人に私のことを「She looks frustrated.」って言ってました。

「大丈夫!本当に平気!」って咄嗟に口にしました。

でも体調があんまりよくないのもあってその後も気分が上がらなくて、ずっと顔が酷いままでした。

 

私があまりにも日本人だから(「自己主張できないダメな日本人の典型例」という意味らしいです泣)ちょっとお説教を受けました。

 

「周りに合わせてやりたくないことを無理にやらなくていいし、部屋に戻りたいと思ったら話の途中で抜けてもいい。もっと素直に生きていい。思ってること何でも話していい。この家の人たちはみんなそうやって生活してるんだよ。」

って言葉をもらいました。

 

そのあとみんなでしばらく話して、流石にブロッコリーとスープだけじゃ足りないってことでクレープでも作ろうって話になって、でも材料がなくて、閉店間際の近所のスーパーにフランス人2人と一緒に買い出しに行くことになりました。

行きたくなかったけどここでもちゃんと言えんかった。

ヘトヘトになりながら家に戻ったらいちごがジャムになってて、ドイツ人に「クレープ楽しみだね!」って言われて、そこで限界が来ました。

「もう疲れたから私はクレープいらない」って言って、逃げるように部屋に戻りました。

 

あーあ、自分があまりにも不器用過ぎて嫌になります。

もう、辛い。

みんな私と一緒にいても絶対楽しくないだろうな。

家に帰りたい。

 

いろいろ考えてたら眠れなくてしばらく起きてました。

身体が疲れてる時に限って、そういうのあります。

 

夜中にフランス人からLINEきました。

私の分のクレープ焼いたから朝ごはんに食べてねって写真付きで。

素直に嬉しかったです。

 

うん

全部書き切れなかったけど、いろいろあった一日でした。

いいこともよくないことも。